月々必ずかかってくる月謝は、塾選びの中でも重要なポイントです。継続して学習するための価格設定と、金額公開は、塾に通う方々のための配慮です。しかし、宮城県の塾では、価格設定が全国平均をはるかに上回っていたり、価格を公開していないところが非常に多いのが現状です。
また、過度な宣伝広告の費用は、塾生の月謝の負担となって跳ね返ってきます。必要以上にチラシを折り込む塾がありますが、皆さんのお財布から頂いたお金で、自社の宣伝に明け暮れている可能性が高いので、お気をつけください。

合格実績を正確に公表するために、全国学習塾協会が制定した厳しい規則が存在しています。しかし、宮城県の学習塾のほとんどが、その規則に従っていないという驚愕の事実が判明しました。また、ナンバースクールや難関校など、偏差値の高い学校への合格実績ばかりを取り上げる塾が大半を占め、その他の高校についてはまったく触れていない塾さえあります。今の宮城県の合格実績とは、難関校に受かった生徒のみの競い合いになっており、どの学校にどれだけの子どもたちが進学できたかを誠実に公表しているのは、仙台あおば学舎のみとなっています。

しっかりと宮城県に根を下ろし、地元に精通した塾であるために、日々の情報収集は欠かせないものです。こればかりは大手塾だからといって、長けているというものではありません。地元の現状を知り、高校を知り、子どもたちにしっかりと向き合ってきた塾だけが、未来の話まで出来る進路指導が出来るのです。特に気をつけたいのが、難関校ばかりを目指させる塾。難関校というネームバリューに目がくらみ、志望していない生徒にまで受験を押し進める、進学指導を行なっている場合があります。また、不要な塾内模試は、資金集めや個人情報を収集するためだけに行なっていることがあります。塾内という限られた人数のみで背比べするよりも、本番さながらの状況でリアルな自分のレベルを確認できる「新みやぎ模試」を仙台あおば学舎では推奨しています。

大切なお子さんを預かるのですから、快適に学習を継続していただくためにも、塾はあらゆる面から、子どもや保護者をバックアップしていくのは当然です。学習面、金額面はもちろん、防犯面や健康面にも気をつける必要があります。そういった面からも、宮城県の塾にはまだまだ認識が甘い塾が大量に存在します。真剣に子どもたちと向き合うこととは、「勉強を教える」ということだけではありません。安心安全で、快適な学習環境を提供するのが、塾の使命です。

東日本大震災をきっかけに、宮城県の不登校者の発生率は一気に増大しました。未曾有の大震災は、子どもたちの心にも大きな爪痕を残していったのです。
多くの塾がその事実を知りながら、そのデリケートな部分に触れないまま、震災後を過ごしてきました。子どもの未来を語るのに、避けてはいけない心の傷。そんな子どもたちに寄り添うために、仙台あおば学舎は「一般社団法人 生涯教育 あおば会」を設立し、一人でも多くの子どもたちの社会復帰のお手伝いをしています。宮城県の子どもたちの明るい未来を誰一人としてあきらめたくない、強い想いで全ての子どもたちと寄り添っています。